終末雑多場

主にMADの制作メモとかその他諸々

NGF2022のお話

1.はじめに

 

どうも、初めましての方は初めまして、お久しぶりの方はお久しぶりです(テンプレ挨拶)。Kamroと申します。

やる気と元気とモチベがあるので数百年ぶりに解説記事でも書いていこうかなと思います。お暇な年始とかに読んでもらえると嬉しいです。この記事を読んでいただいた場合、あなたの貴重な時間がなくなるのと引き換えに私のモチベが上がります。

どうぞよろしくお願いします(何)

 

 

この度NGF2022(NovelGameFestival)というイベントに参加させていただきました。詳細については以下のようなもので、

みんなで内なるリビドーを解き放つぞ、というイベントです。

 

madevent6.wixsite.com

 

今まで春の陣やらネームレスやらを見てきた自分にとって、ノベルゲームイベントに参加できる最後のチャンス(?)なのではということで参加しました。

(運営の方々も社畜で忙しくてなかなかイベントも数年前と比べてかなり減り、また自分も社畜となって世の中のMAD含む娯楽に対する気力がなくなっているこの頃、"MAD"を作ることだけでなく見ること含む全てのモチベが完全に消失する前に参加しとこうぜ・・・みたいな。いや重)

ということでAdobe血税と内なるリビドーを解き放った結果、以下の作品を提出させていただきました。見てね...!

 

www.nicovideo.jp

 

 

2.ソースについて

www.cuffs.co.jp

今回のソースは「夏ノ終熄」というERGです。コピーについては以下です。

"自然豊かな田舎の夏。たった二人の終末世界"(サイトより引用)

世界的伝染病が流行した終末の世界にて、田舎の夏に二人で生活して幸せとは何かみたいなことを考えるエモいお話です。

 

値段についてもミドルプライスで、時間的にも一般のERGより時間かからないので気楽にできます。夏の作品なので冬の今の時期にやらずに来年の夏になってからやってください。やりましょう。

 

 

 

このくそ寒い冬の時期に夏の作品提出するのかよ!?

これ、少し思いましたが実際にプレイしたのはまだ夏の暑い頃だったんです許してください何でもはしませんので...

 

 

3.テーマについて

今回の動画のテーマについては、「幸せとは何か」になります。

"幸せ"については当然人それぞれ何が幸せなのかも違いますし、また感じ方も違います。

このゲームに登場する二人も、世界的伝染病が発生して人間がバタバタ死んでいく中、「いつか自分も死ぬのだろう」と思い無気力に生きていました。そんな中に再び生きる喜びを見出して思い出していく物語になっています。

 

今回は女の子の方に焦点を当てて、彼女の心の変化、幸せとはなにか、みたいなものを、疑問から結論までいい感じに表現できればと思って作りましたが、

よくわからんかったのでは...と自分でも思ってます()

 

 

4.動画について

簡単に動画内容について見ていきます。

 

 

冒頭。幸せとは。この動画内で蝶々は幸せのモチーフ(指標)で描いてみました。(わからんやろ)

 

毎日社畜になって遅くまで働いて、この世に生きている意味って何なんでしょうね...(やめろ)

 

 

 

A,Bメロ。一見幸せに生活しているように見えているがそういうわけではなく、心の裏側に潜った際に垣間見えるのは、いつか自分も死ぬのだろう、と無気力な生活を送っている彼女。つらたん。

 

 

 

サビ。辛いことの爆発。(もはやこのテキストなんて彼女じゃなくて単なる自分の感情では)

ラッセルさんの幸福論によると、色々省略しますがこの世の不幸を産み出す源泉は

悲観主義」「競争」「過度の刺激」「精神的疲労」「嫉妬」「罪悪感」「過度な自意識」「世間からの評価」

ということらしく、そこらをテキストで入れました。ふーんなるほどわからん

 

 

 

間奏。今回選んだ雰囲気ピッタリの曲は元ちとせさんの「この街」という曲ですが、この方は奄美大島出身の方です。そのため歌にも独特な歌いまわしや節があるのですが、ここの間奏にて「アマヌフシ トゥミガ」と歌ってます。意味としては「星が満天の空を見る」というものらしく、エモい。とりまこれテキストで入れとこう。

 

このテキスト好きですね...元は漫画版ナウシカから。すかすかMADでも使ってしまった。

 

 

 

彼女は自分自身で、自分の幸せとはなにか、についての結論を見つけて深い心の奥底から抜け出す。

 

 

ここらへんのカットは、わかる方にはわかると思いますが「すずめの戸締まり」の最後らへんのカット真似しました(MADのこと考えずちゃんと映画見ろ)。背景も「秒速5センチメートル」から持ってきてます。

 

彼女の幸せに対する結論をつらつらとテキストでラスサビに書いてます。幸せになってくれ。

俺も幸せ探しに行くか・・・。

 

 

ラスト。誰もいないね。あ、ちなみにこれはTRUE ENDでなくBAD ENDです。

やっぱり世界は滅びないとねぇ!

 

 

 

5.まとめ

簡単な解説でしたがいかがだったでしょうか??(くそ適当まとめ)

とりあえず感想としては無事イベントに参加できて良かったな~という小並感。私の作品よりもすげ~静止画MADが毎日のように投稿されてウハウハでした。ぜひ毎年やってほしい。私は外から見守ってます。

数年前と比べて忙しさも相まりモチベが愕然と下がってますが、来年も1作以上投稿できれば嬉しいなぁと思っています。

 

最後に、ここまで記事を読んでいただいた方、作品を見てくださった方ありがとうございました。また運営の皆さん、ステキなイベントをありがとうございました。来年も期待しています(無茶振り)。

ではまた私のモチベがあるときにお会いしましょう~~ノシ

 

シン・オウゴンサイ2020(仮)

BLUE GIANTのお話○

 

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【静止画MAD】蒼き巨星【BLUE GIANT】 - ニコニコ動画

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「私たちは悟った、この界隈に安易に手を出すべきではなかったと。」

 

 

 

 

 

 

休日返上でのパソコン作業、上を見たらいくらでもある素晴らしい動画、キリのないブラッシュアップ、迫る締め切り……

そもそも原作の時点で完成・洗練されているものをさらにまとめて別の作品にすることは邪道なのでは…

とかとかみなさん一度は思ったことないでしょうか。 

実は私はあるんですよ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クソコラから始まって申し訳ありません。

お久しぶりです。

 

 

先日実施されました「黄金祭2020」のあとがきを書いていこうかなと思います。

↓イベントリンクとロゴ↓

 

Mirai-Mad-Golden-Contest

 

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1.はじめに

昨年某日、黄金祭主催の"Mirai MAD Team"から イベントのお誘い頂きました。

MiraiMadTeamは前々よりbilibiliにて"黄金祭"なるイベントを開催されてます。2014年頃から開催されているらしく。そして今回の黄金祭2020開催に伴うイベントのテーマとして

 

  「中国と日本のMAD交流」

 

ということをかかげています。そのため黄金祭主催の方々が名のある日本のMAD作者に声をかけておりました。私にも声をかけていただきまして、とても感謝。シェシェ。

 

 

 

 

 

 2.制作

今回のMADで使った"衝動"(B'z)と"BLUE GIANT"でしたが、どうでしたでしょうか。

BLUE GIANTという漫画をざっくり説明しますと、

JAZZに感銘を受けた青年が世界一のサックスプレイヤーを目指す、という青春モノです。(演奏楽器はテナーサックス)

 

なかなかこの漫画、熱いんですよ、熱い......。たまたまB'zの衝動を聞いていたときにイメージが舞い降りてきました。神が舞い降りてきたんですよ。。。そのためこの曲使いました、深い意味はないです。

 

 

 

 

 

 

ところで、タイトルの"BLUE GIANT”という単語、日本語にすると”青色巨星”という意味を表しています。

とりあえずぐーぐる先生に聞いてみました。

恒星のうち、質量が極めて大きく表面温度が高いもの。青色の光を放つ。太陽の数倍以上の質量を持つが、エネルギーの放出速度が速いため寿命は短く、誕生から数千万年ほどで超新星爆発を起こす。

 

原作の方では、この漫画特有の意味についてもう少し語られていますが、ネタバレになりうるので掲示は控えておきます。(原作読んでくれ!3巻あたりにある!)

 

今回これにあやかり、宇宙っぽい感じをところどころだしてます。蒼く静かで力強い恒星は、後ほど超新星爆発を起こすような圧倒的存在になる。そんなイメージの彼らを描いてみました。

 

 

 

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 ▲イントロ、往年のJAZZ名盤たち。彼がJAZZの世界に入っていく感じ。

 

 

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▲主人公は中学生の時、友人に誘われて初めてJAZZのライブに行きます。今まで感じたことのない、言葉にならない圧倒的な存在を全身に受けます。まさに宇宙(?)。このとき彼は初めてJAZZの世界に入り、そしてJAZZにうたれます。

 

 

  

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 ▲成功だけではなく時には失敗も。彼は静かに燃える、無音の宇宙空間に佇む蒼い巨星のように。

 

 

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 ▲彼らの評判を聞き、だんだんと見に来てくれる人も増えてくる。

 

 

 

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▲ライブ前がよく映える。静かに開始を待っている。カッコイ

 

 

 

今回の動画でこだわりたかったシーンその1。ライブシーン。静寂であるライブ前から一気に熱いステージへ、"静"から"動"。まさにわびさび。

JAZZといえば静かな、というイメージもあるかと思います。しかしこの漫画の場合はとにかく熱い!激しい!カッケー!!そんな熱い感じが伝わっていれば幸いです。

 

MADのような動画の場合は、静止画を動かすことができるので(え?)演奏の表現もしやすいのですが、漫画で読む場合は動くはずもなくそうはいきません。

しかしながらこの漫画では、限られたコマ割りの中での描き文字・集中線・アングル・明暗・インクや熱気の表現等々を巧みに使ってライブの熱い感じを表現されています。いかにライブの臨場感を出すか、いかにかっこよく魅せるか、そのあたりがとても工夫されています。ページから音が聴こえてくるようなそんな感じ。「BLUE GIANT」の場合ではそのあたりが他の漫画とは一味違います。むしろ百味ぐらい違う。

 

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▲とあるライブシーン。集中線やインクなど駆使して、原作では熱い感じを表現されています。今回はもう少し手を加えていい感じに。お気に入りのカット。

 

 

 

 

今回こだわりたかったシーンその2。ソロのシーン。

JAZZというものは"自由"であり、ライブではソロの時間があります(即興の場合もあり)。演奏中に話してタイミングを決めるわけにはいかないため、アイコンタクトを取った後にソロの時間へ入ります。

 

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▲アイコンタクトをとっている感じを出したかった。目を光らせて明暗はっきりさせると軽率にかっこよくなるのでオヌヌメ。

 

反省点:エフェクト増しましで見づらくなったカット多々、なんかグチャッとしてしまっている。色々と盛ってしまう悪い癖ですね。リクドウ感を目指しましたが遠く及ばず。

 

 

 

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▲そして彼はどんどん前に進み続ける、とてつもない"BLUE GIANT”となって。何があっても、何が起ころうとも.........。

その後日本を離れてヨーロッパに向かいます。(第2部[BLUE GIANT SUPREME]へ続く。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.JAZZ世界への入り口

 

 

 

 

 

JAZZなんてわかねぇだろコノヤロー!

ビートたけし風に思っている画面の前のあなた。大丈夫です、私もよくわかりません(?) この漫画を読んでから少しJAZZを聞くようになりましたが、依然難しいままです。。

 

折角なので、少しJAZZの巨匠・名盤を紹介したいと思います。これらを知っとけばなんとかなるんじゃね、みたいな感じの入門編です。

 

 

 

3.1 John Coltrane(ジョン・コルトレーン)

JAZZの世界ではクソ有名。サックス界の巨匠。主にテナー・サックスを演奏したが、アルトサックス、ソプラノサックス、最晩年にはフルートも演奏。プロとしての活動期間は20年ほどであったが、アルバムに換算して200枚を超える多数の録音を残した。野球で例えるとイチローレベルで有名。

 

 

○ My Favorite Things

代表曲その1。このメロディを聞いたことがある方は多いのでは。

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www.nicovideo.jp

▲アレンジされていますが、「そうだ 京都、行こう」のCM曲でも有名。

 

www.nicovideo.jp

▲こちらのMADでも使われていますね。ぐやーん。

 

 

 

 

○BLUE TRAIN

代表曲その2。ブルートレイン

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www.youtube.com

 

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▲本編にも登場する。ジョンで決定(2巻より)

 

 

 

 

3.2 Sonny Rollins(ソニー・ロリンズ)

JAZZが最も熱く燃えた1950年代の黄金期に活躍したデナーサックス奏者。即興演奏のあらゆる可能性を極めた。サッカー界で例えると本田圭佑レベル。

 

 

○Saxophone Colossus(サキソフォン・コロッサス)

"モダン・ジャズの金字塔"と称される作品。発売直後から英米のメディアで絶賛され、ロリンズの名を一躍広めた大名盤。

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www.youtube.com

 

 

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▲本編にも登場。聴いたか~?(1巻より)

 

 

 

 

 

3.3 Miles Davis(マイルス・デイヴィス)

アメリカのジャズトランペット奏者。スケールと呼ばれる一定の音階を使って自由にメロディ・ラインを奏でる「モード・ジャズ」というスタイルを生み出した。演歌界でいうと北島三郎ぐらい有名。

 

 

○Kind of Blue(カインド・オブ・ブルー)

マイルスの代表作。これまでに累計で1000万枚以上を売り上げる、JAZZ界最大のヒット作となる。とりあえずこのアルバムだけ知ってりゃ大丈夫。

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www.youtube.com

▲アルバムの中の1曲。ソーワッッツ。

 

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▲JAZZ、なんか激しい感じなんだわ(1巻より)

 

 

3.4 Bill Evans(ビル・エヴァンス)

アメリカ出身のジャズピアニスト。クラシックに影響を受け、工夫あふれるアレンジと優美なピアノタッチの演奏は、後に多大な影響を与えた。漫画セリフでいうと安西先生の「諦めたんならそこで試合終了じゃよ」のセリフぐらい有名。(?)

 

○Waltz for Debby(ワルツ・フォー・デビイ)

JAZZを代表する傑作としてジャンルを超えた幅広い人気を得ている。愛らしい曲調のジャズ・スタンダードとして現在でも親しまれている。これ知ってればもう完璧。

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www.youtube.com

▲エモい。

 

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▲1番右のアルバムがワルツ・フォー・デビイ。ちなみに真ん中はCharlie Parker(チャーリー・パーカー)のNow´s the Time。(1巻より)

 

 

 

 

 

 

4.そうだ ライブ、行こう。

JAZZに限らず音楽というものは、実際にジャズバーやライブハウスに行って見るのが1番。聴きに行って熱く激しい感じを全身で体感してみてください。てことで少しだけ紹介。

 

 

4.1 Blue Note

1981年、ニューヨークで開業したジャズ・クラブ。本店はニューヨークであり、日本にはブルーノート東京支店がある。まさに最強のJAZZの店。先日、桑田佳祐ライブ配信をしたことでも話題となった。

一度ここへJAZZライブを聞きに行きたいが、コロちゃんが猛威を奮っているため行けていない...。コノヤロッッ(CV.ビートたけし)

 

www.bluenote.co.jp

 

 

 

4.2 定禅寺ストリートジャズフェスティバル

1991年より仙台で毎年開催されている、日本一のジャズフェスティバル。仙台の街がこの日だけのステージに変わり、街中に音楽が溢れます。JAZZだけでなく、ロック、ワールドミュージック、ゴスペルなど様々なジャンルの音楽が演奏されます。

 

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 ▲本編にも登場する。(2巻より)

 

 

今年(2021年)で30周年であり、9/11,12に開催されるようです。なんと「BLUE GIANT」の作者の石塚真一先生にメインビジュアルを描き下ろしていただいたらしいです。スゴイ

 

 

www.j-streetjazz.com

 

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▲色とりどりの花が咲き並ぶ中でサックスを吹く主人公。2021年「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」のテーマである『Blooming』をイメージした作品となっている。

 

 

4.3 もっと身近にJAZZの音を

その他にも「JAZZバー」「JAZZライブ」などで検索をしてみると、以外と近い場所に店があったりします。特に格式張った服装をして行く必要もなく、音楽を楽しみながら食事やお酒を嗜むのもたまにはいいものです。

 ちなみに私もJAZZバー行ってみました(以下写真参考)。やはりCDなどで聞くことと生で聞くこととは違いますね。早くコロちゃん収まらないかな。

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5.終わりに

ダラダラ書きましたがいかがでしたでしょうか?(投げやりまとめ)。最後まで読んでいただいてありがとうございます。ついでに致命的ミスを修正したバージョンを置いておきます。欲しい方はどうぞ持っていってください。。

https://32.gigafile.nu/0417-i3f14a01bf78e1e68d89d0b785d27e8df

PASS:0912

 

ではまたいつか、このブログを更新するときが来るまでノシ

(はたしてやってくるのか。)

 

ピンポンのお話

○ピンポンのお話

 

www.nicovideo.jp

 

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こちらの小話のメモ。関東に行きたいよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではまた。 

Endless Gameのお話 (企画編)

1.はじめに

はじめましての方ははじめまして、趣味で動画を作ってますKamroといいます。

今回は、先日依羅Groove事変という生放送MADイベントに参加したお話をしようかなと思いまして。

熱が冷めないうちに文章にとどめておこうかなと思いこの記事を書いてます。

 

↓イベント公式HP

xn--qck7f1a5a3155a3lbt86azt6e.xn--tckwe

 

↓イベント告知ブロマガ第1弾

ch.nicovideo.jp

 

 

 

2.経緯

前々からゆっぴさんの生放送で、MADイベントをやるということは聞いていました。そして出てきた告知のメンツに唖然。依羅窓主催のMADイベント、恐ろしや・・・みたいな。

そして話をきていると、依羅窓以外の方にもお声がけしてイベントへ誘う(赤紙が届く)ということらしく、「これはわんちゃん…?」などと思っておりました。

 

そして晴天の2月上旬某日...私は何故か東京観光をしてたんです。念願のジブリ美術館に行っておりました。そしてロボット兵をスマホでパシャパシャしていたとき、赤紙・・・もといDMが。

 

 

 

 提出品、締め切り、コンセプト等々なにも確認せず参加表明してしまいました。(皆さんはちゃんと企画内容を確認してから返事しましょう)

 イベントは参加することに意味があると常々思ってますので、確認しようがしまいが参加する予定でした。こんな機会一生に一度あるかないかなので。

 

 

 

3.制作

 さて、折角すてきなイベントにお誘いいただいたのでなにを作ろうかといろいろ考えていました。作りたいソース、使いたい曲もいろいろあり、どうせなら印象深くて皆さんの記憶に残るような、そんなものを作れたらいいなと。

 

ところで私はたまにbilibiliを徘徊していますが、dorimoeさん(Yurushikaという名前に改名された?)という推し作者さんがいらっしゃいます。圧倒的技術力と見せ方で虜になってしまいました。

この方が数年前に下のようなMADを投稿されてまして。

https://www.bilibili.com/video/BV1HW411v7Kh
「あ、この曲雰囲気がすごくいい!いつか使いたい!」と思ってしまいました。

 

(完全余談ですがこの方は"IM@D静止画2018創作祭"ですんばらしいユーフォMADを投稿されてますので是非に↓

https://www.bilibili.com/video/BV1Eb411c7uP  )

 

この暗~~い曲と、キラキラ輝いている青春を描いた(?)きらら漫画のNEW GAMEを合わせたら面白いのでは?などと当時不覚にも考えてしまったわけです。しかし制作する時間やリアルの都合上のためなかなか作る機会はなく...。(というかそんなもの作ったらNEW GAMEガチファンの方から苦情が飛んでくるのではないかなんて思ったり)

 なんやかんやでこの組み合わせはお蔵入りしていました。

 

しかしながら今回のこのイベント、テーマは何だったでしょうか?そうです。

「自由に演れ!!」

これですね。自由に作っていいんです。むしろ命令形!ならば好き勝手にやるしかね~~~~というわけで忘れ去られた組み合わせを引っ張り出してきました。

 

 

 

4.仮構成

どうせやるなら妄想ガンガン突っ込んだものを作ろうかなと思いたち、漫画にあるようなキラキラした世界ではなく、現実世界のようなリアルな話のものを作ろう、と。(実際イーグルジャンプはブラックだしまぁそのうちにこうなるでしょう...みたいな?)

 

具体的には:

アニメNEMGAME!2期のあとから数年がたった世界。キャラデザにも選べれて実力が付き、楽しい仕事生活を送っていた青葉ちゃんが何らかの事情により挫折・虚無感に襲われて現実世界に打ちのめされる..。こんなストーリー(おっそろしく原作漫画の世界からかけ離れてる)

 

てな感じで当初、以下のように割り振って簡単に構成を作ってました。

 

①イントロ:現状(世界)の説明

②A・Bメロ:幸せな生活からどん底へ。暗い現実

③サビ:虚無・絶望

④アウトロ:まとめ

 

よくわかりませんねぇ...

普段まじめに構成なんか考えずに適当に作ってるもんだから、いざちゃんと作ろうと思ってもできませんね。

イントロではある程度の説明が必要ですし、サビでは青葉ちゃん(の思い)を爆発させたいと決めてたのである程度イメージはあったわけです。

絵コンテ的なものを全部書いてから作ってみようかなと思った時期もありましたが、なかなかきつそうだったのでとりあえず決まってるところから作り始めることに。(結局いつものパターン)

 

 

 

5.本構成

作ってるとイメージが湧いてくるみたいなパターンもあります。作業の途中にリファレンス探していいもの見つけたりなーんてこともあったり。(いつものように見切り発車制作)

なんやかんやありまして実際に決まったのが以下構成です。使用楽曲を以下のように分割して、イメージを載せました。

 

①イントロ:現状(世界)の説明

②Aメロ:幸せな世界からどん底

③Bメロ:精神(虚構)世界

④サビ前半:虚無・絶望

⑤サビ後半:虚無の後

⑥アウトロ:まとめ

 

よくわからんねぇ!まあ見ていきましょう。

 

 今回のMADは読ませるテキストがほぼありません。ちゃんと読ませる気があるのは最初のイントロの部分ぐらい。もう少し読ませるテキストを置く予定でしたが、今回に限ってはテキスト置くより動画で見せたほうがいいか~と思いやめました。

 

①イントロ

かつてあった幸せな世界が崩れ始めて辛く苦しい世界になりつつある感じを説明。崩れる前の世界(?)と崩れかけている世界を対比させてるような作りにしました。

 

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↑皆が笑顔の頃の思い出たち。それが少しづつ歪んで崩れ落ちていく。ぐにゃぐにゃ

 

                    

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↑数年前、皆で花見などして楽しく過ごしていたけれども今ではそんなことも行われなく。

暖かな雰囲気の色調から冷たい感じの色調へ。

 

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↑あの頃、希望を持って入社して輝いて見えたイーグルジャンプが、今では虚無と絶望の象徴に。会社行きたくね~~みたいな(私情を挟むな)。絶望感がわかるようにとりあえず雨を降らせて周りを暗くしました。なんてお手軽。

 

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↑幸せはすぐ近くにあったんですねぇ。だけどもう無くなってしまった。幸せだった光をオプティカルフレア+パーティキュラーのアレ(名前わからん)で見立てました。

 

 

②Aメロ

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↑タイトルドン。そういえばMADのタイトルを本編に入れたことなかったかも。終わりのない絶望ループ感とNEW GMAEにかけてこんなタイトルへ。(安直ぅ

 

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↑桜がきれ~い。輝いてるぅ~           ↑だけど現実を知ってしまった青葉ちゃん

ここから青葉ちゃんが見る世界が一変します。色がなくなり白黒の世界へ。

 

 

 

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↑色がなくなった白黒の世界、会社の前で立ち尽くす青葉ちゃん。

ここの場面の青葉ちゃん、スッとフェードインしてきてます。通常人間が景色(世界)にフェードインすることはあり得ません。つまり、作り物の世界です。今まで現実世界の描写をしていましたが、ここから青葉ちゃん自身が考える、青葉ちゃんの創造している虚構の世界に入っていきます。(何言ってんだ)

 

 

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↑虚無に喰われて一人消える。はじめ先輩!

 

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↑また一人消え、そして全員いなくなる。ひふみ先輩!

 

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↑誰もいなくなった世界にたたずむ青葉ちゃん。青葉ちゃんの目の中にズームアップします。

ここから青葉ちゃんの心の中に入っていきます。青葉ちゃんが作り出した虚構世界の中の青葉ちゃんの精神世界のお話をBメロで作ります。(何言ってn

 

 

③Bメロ

前述のとおり、青葉ちゃんの心の中のお話です。虚無によって青葉ちゃんが

喰われかけています。(?)

 

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↑虚無の核みたいな?よくわからない。

 

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↑虚無の手(左)と青葉ちゃん(右)の手。虚無がおいでおいでしてる。青葉ちゃんの方は後で虚無に喰われて砕け散る。

 

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↑心の中の虚無(左)と青葉ちゃん(右)。  虚無は青葉ちゃんの恰好をしている。

 

 

そして青葉ちゃんはついに気づいてしまうんですね。

「ここは地獄だ。」と。

気づいてしまったらもうしょうがないですね。どうするかと言えばもちろん一択.........。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうです、世界を滅ぼしに行くしかない!!!

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 このどうしようもなく腐りきった世界を破壊しに行きます。

虚無に喰われた青葉ちゃん...自分は虚無風青葉ちゃんと呼んでました。(は?)

とてもやばい表情してますね。

 

 

④サビ前半

とにかく感情爆発みたいなイメージで色々と壊して自由に遊びました。テキストもありますが読ませる気はありません。

 

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↑楽しかった思い出(写真)が流されていく。写真の顔の部分が沈んでるようにした。

 

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いい顔!かわい~~!(死

 

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↑一番気にいってるカットかもしれない。虚無の山の上にたたずむ青葉ちゃんが自分の内側にある世界を壊し、世界の限界を知ろうとしていますが、決してそこに届くことはなく、ただそこから見ていることしかできない。すぐ近くに見えるのにはるか遠い場所にあってたどり着けない世界(赤い月)が赤々と輝いています。(すば日々みたいやんけ)

 

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↑サビ前半で出てきた思い出が虚無によって塗り替えられた。前半部分とは流る方向を逆にしてある。写真をよく見てみると...


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↑「ここは誰もが待ち望んだ終末の世界」。すべてを失い、どれだけ世界を破壊してもこの世界が回り続けるのならば、終末の世界を創り出すしかない。青葉ちゃんは終末を望んでたんですね!!(それは自分でしょ)

作ってる時にふと思ったが、まどマギに出てきそうな雰囲気。

 

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↑サビのラストカット。かっこいい~~!(死)

 

⑤サビ後半

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 ↑破壊しつくした後の世界。廃墟ビル群が立ち並んでいる。やはり終末に似合うのは夕焼けという事で夕焼けのカット。我ながらなかなかきれいに終末感出せたのでは。

 

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↑荒廃しきった終末の世界で一人たたずむ青葉ちゃん。そして最後にはこの世界から消えさる。

 

⑥アウトロ

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↑イントロで出てきた写真がバラバラに砕け散っている。 完 全 崩 壊

 

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↑ラストカット。窓から綺麗な月の光が差し込んでいたあの頃と違い、仲間を失い、世界が崩壊し、誰も幸せにならなく、今ではただただ赤い月が顔をのぞかせるのみ。 BADEND―――――――――――

 

 

 

6.おわりに

自由に演れ!とはこういう事です(ドヤ)

 

私が見たかったのはみんなが幸せになるTRUEENDではありません。虚無と絶望に満ちあふれた救いようのないBADENDの世界が見たかったので今回はこんな感じに作りました。(頭大丈夫かよ)

 

努力が報われてみんなが幸せになるTRUEENDの世界は原作のほうでやっていただけると思いますので皆さん原作を買ってください。

 

 

とりあえず今回はここまで、無駄に長くなってしましました。次回(いつやるかわからない)は技術的なお話やらリファレンスやらでもお話できればなと思います。虚無風青葉ちゃんの作り方もお話できたらいいな~なんて。(どこに需要あるの

 

最後に。イベントに誘っていただいたゆっぴさん、依羅窓の皆さんありがとうございました。ニコ動の招待制イベントに参加するのは初めてだったので大変うれしかったです。このイベントじゃないとこのMADは完全お蔵入りでした。。。参加できてとても光栄でした。

 

 

それではまたいつかノシ。

 

AniPAFE2018参加論


初めましての方は初めまして、Kamroと申します。去年に引き続き今年もAniPAFEに参加させていただきました。今回のAniPAFE2018に参加した一作目のこちら

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「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」という長いタイトル、略して「すかすか」なのですが、これについて何か書いてみようかなという所存です。とりあえず最初に...






すかすかはいいぞ!





去年アニメを見て大変感銘を受けてしまいまして、そしてそのままの勢いで原作を買ってしまった...
読み終わった瞬間「これはMAD作るしかない!」と思い制作開始したわけなのです。


そしてBMさんがすんばらしい”すかすかMAD”を上げていますのでこちらも大変オススメです。

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3巻までがアニメの内容になっており、その第1部が5巻で終わるので是非是非そこまで読んでみてほしい!









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さて、今回作るにあたってこちらの作品をリスペクトしております。


2017年MADMAXのかざみさんの作品です。

5分近くある静止画MADですが見てて全然飽きない!曲も良い曲なんですが、素晴らし構成と気持ちのいいモーションで一目ぼれってやつですね、やばたにえん!


ちなみにそのかざみさんはこんなツイートを。

 

 


どうやら死にかけで作っていたらしいです、大変参考にさせていただきました()


曲は前々から「There is a reason」を何かに使おうと思っていたところに、このMADが投下されてしまったのでさあ大変!必然的にリスペクトしてしまいました。すかすかの雰囲気にもあってるなと思い今回使いました。

他にもリスペクトしている作品がありますがそれはまた後ほど。










ではでは自分の作品についてですが...製作期間は実質的に3か月とちょっとです。


今回の使用曲、2番とCメロをカットして「1番Aメロ→1番Bメロ→ラスサビ」と繋げましたが、ご存知の方はわかると思いますがこの曲は1番と2番で曲の雰囲気?が若干違います。

自分はフル尺で作る気力がなく、最初は「1番→Cメロ→ラスサビ」という3分の尺で作って5巻の内容まで入れたいなと思ってましたが、なんだかんだ制作が遅れて「無理だな!」という結論にいたり...

結果、今回はアニメ放送分の3巻までの内容で作ったのですが、もともとあんなに静止画を動かす予定ではありませんでした

BMさんの作品は動かさずとも素晴らしい構成力と表現力から成り立っていて、今回はそんな感じのものを目指そうかなと思っていましたが...


どんどん完成が遅れていくぅ

完成が8月くらいになりそう?

AniPAFEに出すか!



こんな感じで参加を決めました。

そしてAniPAFEに出すからには当然ランクインを目指しますが、やはり「ほかの作品との差別化」をしないと埋もれてしまうわけです。
自分の作品、どこで他と差別化できるのかと考えると...

静止画を動かすしかないじゃん!?

という結論に至りました。無駄に時間がかかりました。











では肝心の中身についてちょこっと解説...

最初のところ


ここで三人の少女を、
体全体を下に移動させながら、頭は上を向かして髪の毛を動かしてます。涙はカスタムフレアで表してます。

ここで、じつはAviutlは下のような、グループ制御をさらにグループ制御するという事ができません。

  
こうしたい!でも下のようになる...



そのためrikkyさんのボーン制御を使ってます。機能はグループ制御と同じです。詳しい使い方はrikkyさんのHPをご覧ください。

”親”を設定し、そして”子”を設定します。すると、例えば親を動かすと同時に子も動くという感じです。グループ制御の重ね掛けをしたい!みたいなときに使います。



今回は頭に”親”を設定し、髪の毛とカスタムフレアを”子”に設定し、そして体とそれらをグループ制御で動かしました。






0:17~


ここもゴリゴリに動かしました(当初動かす予定はありませんでしたねーw)





(そしてしばらくはかざみさんを意識したイージングの編集してます。パクリです)





今回こんな感じのグリッチ



を結構使ってますが、
使用スクリプトは主にcrushJPG・本当のブロックノイズ・ハーフトーンTとグリッチの素材を、重ね掛けしたり合成方法を色々変えたりして作ってます。Aeみたイな感じにしたいなと思ってやってみました。




0:45あたりと0:50あたりで、また動かしてます。





ここの子供たちのところはもともと動かす予定でした。下のような感じに切りとってます。面倒くさかったです。






ここからサビ前まではキレ~~なイージング・表現を目指してやりました。カスタムフレアをバンバン使ったりと。

サビまではしっとりとした感じで、サビからはゴリゴリにしたかったのでシーン切り替えなどが多いです。






1:11~


クトリの髪の毛の色が変わるシーンは作りたかったんです





1:15~


クトリの脳がどんどん浸食されていく感じを出したかったです。言葉を鎖みたいに表現してノイズと煙を若干加えてます。(被写界深度ちゃんとつければよかった...)






1:20~


クトリが危機的状況みたいなところを、使用してる剣が砕ける感じで表現したかったです(実際は砕けてない)
X軸回転とX軸方向の移動は直線運動、Y軸方向は適当な加減速移動にして疑似的に物理演算してるようにみせました。高校物理で習うアレと同じです。




1:27~1:30はただただ気持ちの良いイージングを目指して動かしてました。回転職人みたいに画像回転させたりなどなど。





1:31~


ここの、床に絵がたくさん並んでいるシーンは、

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またかざみさんの作品ですが()、こちらの1:35~あたりに似たようなシーンがあります。リスペクトしてます。モーションブラーの値をMAXでかけたのでめちゃくちゃ重かったです。



1:35


このセリフはなんとしても入れたかった...!!

クトリは知らないうちに世界一幸せな女の子になれていたわけですね...





そして1:37~

ラスサビですね。ここは疾走感出してぐわ~~と作りたかった!ということで

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ぐんま先生こちらのMAD参考にしてます。
このAB!MAD最高なのでぜひ。曲もクアイフだから良いよ!

そして2:48~あたりからの部分をリスペクトしてます。結果、気合い入れて1フレームに魂込めすぎたせいでぐっちゃぐちゃになりました:)







1:39


ここはrikkyさんのパーティクルRで作ってます。




数値だけでなく移動方法とかもいろいろ変えているので、詳しく知りたい方はげ~むばか氏のチュートリアルをどうぞ。↓
https://www.youtube.com/watch?v=KSiGymv8u5g&index=27&list=PLGNODuCCJ9pqmEFZnwHMY1dh044SYaH5a&t=0s





そしてラスサビ最後



クトリに「ありがとう」と言わせて砕け散らせました。クトリ~......


Aeには標準プラグインで、このような感じで砕け散るものがあるのかよくわかりませんが、Aviutlにはこのようなスクリプトが見あたらなかったのでこちら

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月火さんのグリザイアの果実の、1:48あたりをとりあえず真似しました。
この作品も大好き!是非




ここの部分ですね(マルパクリ)、こんな感じのを再現したいと思ったので、




斜めクリッピングつかってゴリ押ししました。(それ以外に思いつきませんでしたw、スクリプトあればご教授を)







1:50~



そしてサビが終わってからゆったりとした曲調の部分

ここで小さいクトリのような存在を登場させますが、ここで目のアップを瞬きさせたかったですが、Aviutlではどうしても瞬きがうまくできなかったため泣く泣くLive2dを立ち上げました。

Live2dというものは静止画を動かすソフトです。まず切り抜いた髪の毛や目、口、頭などなどに動かすためのパラメータをつけ、そしてそれらを動かします。


操作方法を覚えることも大変でしたが、Live2dを使う際に面倒くさかったことは、画像をPSDファイルに変換しないといけないということでした

私はアドビユーザーではないのでフォトショを使わないため、画像はすべてPNG(JPG)で保存してますが、Live2dはPSDファイルを読み込ませないといけません。そのため、GIMPPNGを再びPSDで再保存し、それらを組み立ててからLive2dに読み込ませるという面倒くさいことをしました。(ほかの方法あれば教えてくだされ...)




こんな感じ。面倒くさいです。
ほんとは黒目や白目、まつげなどなどもっと細かく分けるらしいですがまた面倒くさいのでしてません。






そしてこの後でもLive2d使用しました。



ここも最初Aviutlで動かそうと思いました。ま~ぁ結局のところ動かせはしましたが、瞬きの精度がダメ、ということでLive2dを立ち上げました....。







そして最後


私の場合、毎回MADを作るときには最初と最後のイメージがしっかり出来上がっています。制作当初からこんな感じで絞めたかったので満足なのです。











以上長ったらしい文章読んでいただきありがとうございました。解説部分でよぐわがんね!みたいなとこあれば質問でも何でもしてください。
すかすかは最高なのでぜひ読んでもらえると嬉しいです(特に5巻最後は......ウゥ...)


ちなみにAniPAFE2作目に

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ユーフォMAD出してますので良ければ是非。二年生編が待ち遠しいな!


以上です。最後に、AniPAFE参加者の皆様・運営の皆様お疲れさまでした。去年はよくわからず参加しましたが、今年は去年よりいろんな作者さんを知っていることもありかなり楽しめました。ありがとうございました。


また今度書く機会があればノシ